お客様の健康と安全を守り、将来にわたって
安心できる環境づくりに貢献します。
We promote a safe and healthy environment for customers now and future.
お客様の健康と安全を守り、
将来にわたって安心できる
環境づくりに貢献します。
We promote a safe and healthy environment for customers now and future.

アスベスト除去事業
アスベストは、その微細な繊維構造ゆえに、取り扱いに特別な注意が必要です。除去作業中に空気中に飛散し、知らず知らずのうちに吸い込んでしまう危険性があるからです。このため、建物の解体や改修工事においては、専門的な知識と技術を持つ熟練者による適切な対応が不可欠となります。私たちは、このアスベスト問題に真摯に取り組んでいます葵工業の強みは、豊富な経験を持つ自社スタッフによる徹底した事前調査、精密な成分分析による的確な状況把握、そして各現場の特性に応じたカスタマイズされた除去方法の選択にあります。これらの要素を組み合わせることで、お客様のニーズと安全性を最優先した、確実なアスベスト除去工事を実現しています。
アスベストの危険性について
アスベストの繊維は極めて細く軽いため、容易に飛散し、人体への吸引が起きやすい特性を持っています。一旦体内に取り込まれると、肺組織に長期的に留まり、石綿肺やがん等の深刻な健康被害を引き起こします。このような危険性から、作業者や周辺住民の健康被害を未然に防止するため、アスベストの規制が強化されていきました。葵工業は、こうした法令に基づく対応を確実に実践しており、建築物のアスベスト実態調査から適切な除去工事まで、一貫したサービスを提供しています。アスベストの危険性を十分に理解し、安全性の確保を最優先した取り組みを行っています。
アスベストの規制の流れ
日本政府は吹き付けアスベストの使用を禁止し、その後も段階的にアスベスト規制を強化。
0.1重量%以上のアスベスト含有製品の製造や使用を全面的に禁止しました。
4⽉から法改正が施⾏され、アスベスト(石綿)の事前調査結果の報告が義務化されました。解体工事やリフォーム・改修工事を行う際には、建物のアスベスト(石綿)使用有無について事前調査の実施が義務化されました。一定規模以上の建物の場合には、調査結果の届出も必要です。
Works
アスベスト除去について
内装解体では、工事対象以外の部分を傷めないことや、新しい入居者のために工期を守る必要があります。当社は、細やかな配慮と丁寧な施工とスタッフによる徹底した現場管理を活かし、さまざまなお客様のニーズに応えることができます。

事前調査・診断
建築物や工作物の解体、改修作業を行う際には、事前のアスベスト調査が不可欠です。アスベストが使用されていないことを十分に確認しておかなければ、作業中に危険な繊維が飛散し、作業者や周辺の人々の健康を脅かしかねません。そのため私たちは、綿密な2段階の調査を実施しています。まず、設計図書などの書面資料を精査し、建物の構造や使用材料に関する情報を収集する「書面調査」を行います。次に、現地にて建物内外を直接確認する「目視調査」を実施し、書面情報と照らし合わせながら、アスベストの使用箇所の有無を徹底的に検証します。
定性分析 (JIS A 1481-1)
アスベストの定性分析に、厚生労働省の基準に基づいた「偏光顕微鏡法」を採用しています。この手法は、建材中に含まれるアスベストの種類と含有量を正確に特定することができる、信頼性の高い分析方法です。専門の分析機器を用いて、建材サンプルの断面を詳細に観察・分析することで、アスベストの有無を明確に判断することができます。この科学的な分析結果に基づいて、適切な除去工法を選定し、作業の安全性を確保することが可能となります。単なる目視調査では見落とされがちな微量のアスベストも、この定性分析によって確実に検出できます。


アスベストの除去
アスベストの除去作業においては、法令遵守はもちろんのこと、飛散防止対策にも細心の注意を払います。建物の密閉化や集塵機の設置など、徹底した予防措置を講じることで、作業者や周辺住民の健康を守ります。また、アスベストの危険性レベルに応じて、湿式工法や真空吸塵工法などの適切な除去工法を採用しています。安全性と作業効率のバランスを考慮しつつ、確実な除去を実現します。葵工業の豊富な実績と専門技術によって、アスベスト問題に正面から取り組み、法令を遵守しつつ、優れた現場管理と作業手順で、安全性の高い除去工事を実現いたします。
撤去・廃棄処理
建物から除去したアスベストの廃材は、飛散を完全に防ぐ対策を講じて適切に処理します。まず、特殊な二重構造の包装袋に入れることで、アスベスト繊維の外部への漏出を確実に遮断します。この包装形態は、法令で定められた基準を超える強度と密閉性を備えており、安全な移動と保管を可能にします。次に、この密閉された廃材を、許可を受けた専門の処分施設へ運搬します。法令に沿った管理体制のもと、産業廃棄物としての適切な最終処分が行われます。アスベストの飛散や土壌・水質汚染などの二次汚染を完全に防ぐため、細心の注意を払って対応いたします。

Price
事前調査の料金表
葵工業では、お客様に安心してご依頼いただけるよう、適正な価格で高品質なサービスを提供しています。法令に則った正規の方法でアスベスト除去を行うため、安心・安全を最優先に施工を進めております。
事前調査の費用
通常納期 | 検体試料の採取 | 検体試料の分析 |
---|---|---|
約3日 | 1検体 ¥10,000〜 | 1検体 ¥15,000〜 |
Support
葵工業が、見えない危険を可視化します
「我が家の屋根裏や壁に、目に見えない危険物質『アスベスト』が潜んでいるかもしれない…」実は、建材にアスベストが含まれているかどうかを判断するのは、専門知識のない方にとって非常に困難です。一般の目では、アスベスト含有建材を識別することはほぼ不可能といえるでしょう。専門的な技術と長年培ってきた経験を活かし、お客様の目には見えないアスベストの存在を明らかにします。私たちの調査によって、お住まいの潜在的なリスクを特定し、住む方々の健康と安全を確実に守ります。アスベストの調査は決して素人仕事ではありません。私たちのプロフェッショナルなサービスが、あなたの家族の健康を守る第一歩となります。安心して暮らせる住環境づくりを、ぜひ私たちにお任せください。
アスベストが入っている可能性がある場所は?

①外装材(外壁)
窯業系サイディング
窯業系サイディングの製造過程で、耐久性や耐火性を高めるためにアスベスト(石綿)が原料の一部として使用されていました。

②外装材(軒天)
けい酸カルシウム版
家の天井部分や軒の下側(軒天)の仕上げ材として人気でした。ただ、この建材にもアスベスト(石綿)が含まれていた時期があります。

④内装材(和室の砂壁)
和室の砂壁
アスベストは耐火性に優れ、音を吸収する効果も高かったため、砂壁の性能を向上させる添加物として使用されていたのです。

⑤床材(フロアシート)
フロアシート
塩化ビニル樹脂を主原料にして、充填材等を配合して成形したシート。性能を高める添加物としてアスベストが使用されていました。

⑥床材(ビニル床タイル)
ビニル床タイル
塩化ビニル樹脂を原料にして、充填材等を配合して成形した正方形の製品です。主に台所等の水回りに使用されていました。

⑦ガスケット・パッキン
ガスケット・パッキン
配管の接合部や機械の部品同士の隙間に挟み込んで使用し、液体や気体が漏れ出すのを防ぐことができる重要なシール材です。

⑧屋根材
住宅化粧スレート
住宅化粧スレートとは、セメントを材料とした板状の屋根材です。セメントの中にアスベストを含ませて、補強材として利用していました。

⑨配管保温材
配管のエルボ部分
この保温材としてアスベストが広く使用されていました。優れた耐熱性と断熱性を備え、エルボの保温に最適な素材とされていました。
Risk
Assessment
アスベストの危険性
アスベストの危険性は、「アスベスト粉じんの飛散のしやすさ」、つまり発じん性によって評価されます。この発じん性の度合いに応じて、アスベストの危険度レベルは1から3までの3段階に分類されています。
危険度 Lv.01発じん性が非常に高い
代表的なのは「石綿含有吹付け材」。この吹付け材は、アスベストとセメントを混合した素材を、建物の機械室やボイラー室の天井や壁に直接吹き付けて施工されています。見た目はふわふわとした綿のようなテクスチャで、吸音や断熱の機能を果たしてきました。しかし、この吹付け材は非常に発じん性が高く、解体時には容易に粉じんが飛散してしまう危険性を秘めています。アスベスト繊維が大量に拡散すれば、作業者や周辺住民の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。したがって、この石綿含有吹付け材を取り扱う際は、極めて慎重な対応が必要不可欠です。法令に基づいた高度な飛散防止措置を講じ、適切な除去工法を選択して作業を進める必要があります。
危険度 Lv.01
発じん性が非常に高い
代表的なのは「石綿含有吹付け材」。この吹付け材は、アスベストとセメントを混合した素材を、建物の機械室やボイラー室の天井や壁に直接吹き付けて施工されています。見た目はふわふわとした綿のようなテクスチャで、吸音や断熱の機能を果たしてきました。しかし、この吹付け材は非常に発じん性が高く、解体時には容易に粉じんが飛散してしまう危険性を秘めています。アスベスト繊維が大量に拡散すれば、作業者や周辺住民の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。したがって、この石綿含有吹付け材を取り扱う際は、極めて慎重な対応が必要不可欠です。法令に基づいた高度な飛散防止措置を講じ、適切な除去工法を選択して作業を進める必要があります。
危険度 Lv.02発じん性が高い
保温材やダクト類に用いられているアスベストは、比較的密度が低く脆弱な性質を持っています。そのため、劣化や損傷が生じると一気に粉じんが飛散する可能性が高くなります。個々のアスベスト含有製品の飛散性は必ずしも高くないかもしれません。しかし、一度粉じんが発生すると、狭隘な設備機器内部から広範囲に拡散する恐れがあります。このようなケースでは、レベル1ほど高い発じん性はないものの、人体への健康被害リスクは依然として極めて高いと言えます。
危険度 Lv.02
発じん性が高い
保温材やダクト類に用いられているアスベストは、比較的密度が低く脆弱な性質を持っています。そのため、劣化や損傷が生じると一気に粉じんが飛散する可能性が高くなります。個々のアスベスト含有製品の飛散性は必ずしも高くないかもしれません。しかし、一度粉じんが発生すると、狭隘な設備機器内部から広範囲に拡散する恐れがあります。このようなケースでは、レベル1ほど高い発じん性はないものの、人体への健康被害リスクは依然として極めて高いと言えます。
危険度 Lv.03発じん性が比較的低い
アスベスト含有建材。天井、壁、床、成形板、ビニール床タイルなど、様々な用途で活用されてきました。アスベストがそれら建材の内部に組み込まれているため、通常時は粉じんの飛散リスクは比較的低い状態にあります。しかし、建材が何らかの原因で破損すると、内部のアスベストが露出し、粉じんとして飛散する可能性があります。この点で、レベル1やレベル2ほど高い発じん性はないものの、健康被害のリスクは依然として存在します。したがって、アスベスト含有建材の取り扱いにあたっては、建材の状態を慎重に確認し、破損個所の補修や適切な除去など、状況に応じた対策を講じる必要があります。建材の損傷を最小限に抑え、アスベストの飛散を効果的に防止することが重要です。
危険度 Lv.03
発じん性が比較的低い
アスベスト含有建材。天井、壁、床、成形板、ビニール床タイルなど、様々な用途で活用されてきました。アスベストがそれら建材の内部に組み込まれているため、通常時は粉じんの飛散リスクは比較的低い状態にあります。しかし、建材が何らかの原因で破損すると、内部のアスベストが露出し、粉じんとして飛散する可能性があります。この点で、レベル1やレベル2ほど高い発じん性はないものの、健康被害のリスクは依然として存在します。したがって、アスベスト含有建材の取り扱いにあたっては、建材の状態を慎重に確認し、破損個所の補修や適切な除去など、状況に応じた対策を講じる必要があります。建材の損傷を最小限に抑え、アスベストの飛散を効果的に防止することが重要です。
Flow
アスベスト除去の流れ
電話やメールでお問い合わせください。(物件の状況や解体の目的なども教えていただけるとよりスムーズです!)
専門のスタッフが現地を訪問し、アスベストが含まれているかどうかを調査し、サンプルを採取して分析します。これにより、アスベストの種類や含有量、状態を把握します。※含有が認められない場合は、この段階で終了となります。
現地調査後、ご相談いただいた内容を元にお見積書を作成・提出させていただきます。アスベストの含有調査結果、およびアスベストの除去方法を分かりやすく丁寧にご説明いたします。
お客様がお見積りの内容にご納得いただけたら契約を締結します。
アスベスト除去工事の開始には、法令に基づく事前手続きが必要です。具体的には、工事開始の14日前までに、労働基準監督署および管轄する自治体に対して、詳細な作業計画書を提出する必要があります。これらの書類作成から提出までの一連のプロセスを、お客様と緊密に連携しながら確実に進めてまいります。
安全に工事を行うために、養生シートを設置するなど、アスベスト除去工事に必要な準備作業を行います。
集じん排気装置の設置・稼動や粉じん飛散抑制剤の吹付けを行なった後に、アスベスト除去作業を行います。
アスベスト除去作業の最終段階では、使用した機材や足場を撤去し、作業現場の徹底的な清掃と整理を行います。同時に、細心の注意を払いながら、除去したアスベスト含有廃棄物を安全に搬出します。これらの廃棄物は、廃棄物処理法に基づいて厳格に管理されます。専用の密閉容器に封入し、飛散防止を徹底した上で、認可された専門処理業者に引き渡されます。
何か問題があれば、工事後もサポートいたします。